2009年5月28日木曜日

NHK:クローズアップ現代「木くずでCO2を減らせ」……ほんとに温暖化の防止になってるのかね?

憂鬱になってしまったこの番組:
クローズアップ現代 NHK:"5月28日(木)放送 新たなエネルギー “木くず”でCO2を減らせ

CO2削減が急務となる中、木くずを利用することで効果的に削減しようという動きが加速している。重油で自家発電していた工場が燃料を木くずから作る木質チップに転換したり、売電専門の「木質バイオマス発電所」も現れるなど、木くずの需要は急増。化石燃料と異なり、木質チップを燃やしても森が成長すれば再びCO2が吸収されるので、CO2排出ゼロと計算されるためだ。"
要は、山林所有者へもっとお金を回せと言う政治的なプロパガンダ番組。こんなことが地球温暖化防止に本当に役に立っているかという科学的な疑問はまるで無視されている。

間伐材を燃やしても二酸化炭素の排出にカウントされないという制度の抜け道をうまく利用しただけの話ではないのか。燃やさなければなおいいという事実はまるで無視されている。そもそも二酸化炭素と地球温暖化の関係や、さらには地球温暖化が何故悪いのかと言うこともまったく棚に上げられて、あるのは環境を錦の御旗として小賢しく儲けようとする農村地主と山林保有者の利益追究精神と、そのお先棒を担ぐ宣伝塔と成り果てたNHKの報道姿勢だけ。毎度のことながら「クロ現」は地主の利益代弁番組でとてもクサイ。気持ちが悪くなる。

そもそも地球は寒冷化に向かっている。インドネシアなんかで一発火山が噴火すれば地球はいっぺんに寒冷化する。何がCO2だ。何が温暖化だ。でも、それで儲けようとする利権集団にとっては「温暖化防止」は絶好のビジネスチャンス。あいつらこそ「利潤至上主義者」ではないのか。

もっと宮脇先生の学べ!

「日本の雑木林はニセモノだ、本来の森に帰せ」(宮脇昭)


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